血行を良くしたり、消化を促進したりと、身体のめぐりをよくすると言われる「ジンジャー(生姜)」。普段の食生活の中で摂り続けると、病気の予防や体の調子を整えてくれる効果もあるようです。
進んで飲み物や食事に使ってみる機会はそこまでなかったのですが、この生姜農家さんが作ったジンジャーシロップで生姜の美味しさに目覚めました。
美味しく、たっぷりと食生活に取り込めるおすすめ方法をご紹介します。
ジンジャーエールにして
ジンジャーシロップ+炭酸=ジンジャエールにして。一般的に缶ジュースで売っているジンジャエールより生姜の香りが高く、生姜の辛味も感じられる少し大人のテイストに。
シロップの濃度、炭酸や氷の量でお好みの味に調整できるのも嬉しいところ。私は家で大量に余っていた柑橘をキュッと絞ってシトラス風味をプラスしてみました。柑橘を加えることで、さっぱり・スッキリ感もミックスされて、さらに好みの味に仕上がりました。
もちろん、アルコールとの相性もピッタリです。
ビールと合わせると「シャンディーガフ」に、赤ワインと合わせると「キティ」に、白ワインと合わせると「オペレーター」に、という感じでカクテルまで作れちゃう!
色んな種類のお酒と組み合わせると、さらにジンジャーシロップの楽しみ方も広がりそうです。
ホットで飲むならシナモンを足して
ジンジャーシロップに熱すぎない白湯をプラスすると、体が喜ぶほっとする味わいに。「あー体に心地よいって、こんな感じなのかもしれない」と思える美味しさです。
少しだけアレンジを加えるとしたら、「シナモン」をおすすめします。シナモンスティックがあれば、かるーくクルクルとかき混ぜて、香りづけするとさらに風味が増します。新陳代謝が良くなったり、胃腸の調子を整えたり、美肌づくりや脂肪燃焼を促進するなど、体を若々しく元気にしてくれる効果もあるようですよ。
生姜焼きにしても、美味しい!
下味やタレにジンジャーシロップを加えてみても美味。
お砂糖やみりんなど、甘味の代用にもなります。ジンジャーシロップの少しピリリとした辛味と生姜の香りも、甘味と共に豚肉にしっとりと絡みあって、風味豊かな生姜焼きの出来上がり。
生姜をすりおりす暇がない時の「時短レシピ」になるかも?
ジンジャーシロップで、定番の逸品、豚の生姜焼きまでも作れちゃうんです。
サラダにはジンジャードレッシングで
ドレッシングにちょっとジンジャーシロップを加えると、味のバリエーションも広がります。今回は、いつも使っている「フレンチドレッシング」にひとさじプラスしてみました。
甘味が加わるので、少しだけ「ナンプラー」も加え塩味で味を整えます。最後に「アーリオーリオ(ガーリックベースのミックススパイスです)」のスパイスを振り入れて、エスニックな味わいのドレッシングへと早変わり!どんな野菜とでも相性の良いドレッシングになりました。
ポン酢や醤油など、和風ベースのドレッシングとミックスしても、また違った風味を楽しめそうです。いつものドレッシングに少しだけ変化を加えてみたい時、良いアクセントになります。
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少しずつでも毎日の食生活に取り込めたら、体の調子も整いそう。
まだまだ他にもアレンジ方法がありそうな、このジンジャーシロップ。自分好み味わい方、おすすめのバリエーション、さらに作ってみませんか?